技術紹介
コンクリート表面の劣化を面的に把握できます。
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コンクリートテスタ写真 |
ハンマーでコンクリート表面を軽く叩くだけで、コンクリートの強度、劣化の状況を把握できます。
テストハンマーに比べ、機能性、操作性、作業性に優れています。 コンクリートテスタによる測定機能は次の通りです。
機能診断への活用利点
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主な業務実績 |
平成21年度 国営造成水利施設保全対策指導事業 十三湖地区機能保全計画策定業務 |
平成21年度 国営造成水利施設保全対策指導事業 迫川上流(左岸)地区機能診断調査業務 |
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平成20年度 国営造成水利施設保全対策指導事業 天竜川下流地区その1業務 |
概要
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弾性波レーダシステムiTECSは、インパクターによる打撃によって生じる弾性波をセンサーでキャッチし、弾性波の伝搬速度、反射時間などを測定して、コンクリート表面、内部の状況を非破壊で検査するシステムです。
弾性波レーダシステムでは、以下の4項目について測定が可能です。
ひび割れ深さが測定できます。
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図:ひび割れ付近での弾性波と測定波形 |
補修工事の際には補修材の充填量を想定するために、ひび割れ深さを知ることが重要になります。本システムを使用することで、ひび割れ深さを測定することが可能となります。
本システムはコンクリートひび割れに対して、インパクターにより打撃した弾性波の波形を測定し、ひび割れからの測定距離を変化させながら波形の変化(上に凸形状)が現れたポイントを求めます。センサーと打撃点の距離の1/2が、ひび割れ深さになります。(左図参照)
主な業務実績 |
平成21年度 ストックマネジメント技術高度化事業 パイプライン(ACP管)診断技術調査業務 |