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HOME 社員ブログ 名古屋事務所 2月といえばチョコレートの季節ですね。

2月といえばチョコレートの季節ですね。

名古屋事務所のMです。私事ですがチョコレート好きなんです。特にカカオの効いたタブレットが大好きです。
寒いこの季節を乗り越えるモチベーションはチョコレート。

日本最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」

毎年バレンタインシーズンに名古屋で開催される日本最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」。このイベントは、国内外の有名ショコラティエやブランドが一堂に会し、特別なチョコレートスイーツを披露する場となっています。有名ショコラティエご本人がブースに立ち接客することもあり、サインや写真撮影を求めるファンもいます。

限定商品や新作チョコレートが並び、その魅力に惹かれた多くの来場者が訪れていました。

2024年は過去最高の41億円を売り上げました。今年もチョコレートを求めて多くの来場者が訪れ、さらに盛り上がることでしょう。

カカオショック

最近、カカオ豆が高騰しチョコレート業界に大きな影響を与えています。この背景には、カカオの不作があります。世界の主要なカカオ生産国である西アフリカのコートジボワールとガーナでは、気候変動によってカカオの収穫量が前年比で3~4割減少しています。干ばつでカカオの木が枯れ、大雨による洪水で農地がダメージを受け、さらにそこに木を次々と枯らすウイルスが蔓延したため、感染対策として4億7000万本以上もの木が焼き払われました。その結果、深刻なカカオ豆不足となっており、焼き払ったカカオ畑が元に戻るまでには最低6年はかかるそうで、今後も値上がりは続くと言われています。

スーパーのチョコレート売り場でも高カカオチョコレートが一斉に姿を消し、再び商品棚に戻って来たチョコレート達は3~4割ほど高くなっています。

バレンタイン商戦にも影響

従来のようなタブレットやボンボンショコラに代わって、クッキーやカヌレなどのスイーツをより前面に押し出しているのが目につく気がします。

このようなスイーツをラインアップに加えることで1箱当たりの個数やカカオの使用量を抑える動きや、チョコへの依存度を下げるといった流れになっているのだと推測されます。

食料の安定的な供給の確保のための農業生産基盤の整備・発展に貢献することを仕事としている私達としては、考えさせられる問題です。

カカオ生産の損失が解消に向かい、生産量が回復に向かうことを切に願うばかりです。