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TECHNICAL技術紹介

調査・診断コンクリート診断技術

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コンクリートテスタ

  • 概要

    ハンマーでコンクリート表面を軽く叩くだけで、コンクリートの強度、劣化の状況を把握できます。
    テストハンマーに比べ、機能性、操作性、作業性に優れています。

    測定機能

    • コンクリートの強度推定
    • コンクリート表面の劣化度
    • コンクリート表面の剥離・浮きなど

    活用利点

    • 局部的な測定だけではなく、面的に劣化を把握することが容易で す。(図1)
    • 詳細調査箇所や補修箇所の絞り込みが可能です。
    • 定期的に調査を継続することにより劣化の進行過程を把握できま す。(劣化予測)
    コンクリートテスタ

    コンクリートテスタ

    コンクリートテスタ
    頂版 強度分布等高線グラフ

    頂版 強度分布等高線グラフ

    主な業務実績
    • 令和3年度「国営造成水利施設ストックマネジメント推進事業 南薩地区施設機能診断調査業務」
    • 平成30年度「国営造成水利施設ストックマネジメント推進事業(児島湾地区)東南七区排水機場機能診断業務」
    • 平成30年度「国営造成水利施設ストックマネジメント推進事業 曽於東部地区施設機能診断調査業務」
    • 平成30年度「国営造成水利施設ストックマネジメント推進事業 肝属南部地区施設機能診断調査業務」

弾性波レーダシステム(iTECS法)

  • 概要

    弾性波レーダシステムiTECSは、インパクターによる打撃によって生じる弾性波をセンサーでキャッチし、弾性波の伝搬速度、反射時間などを測定して、コンクリート表面、内部の状況を非破壊で検査するシステムです。

    測定機能

    • コンクリートの圧縮強度推定
    • コンクリートの厚さ測定や内部欠陥状況
    • コンクリート表面付近の品質評価
    • ひび割れ深さ

    活用利点

    補修工事の際には補修材の充填量を想定するために、ひび割れ深さを知ることが重要になります。本システムを使用することで、ひび割れ深さを測定することが可能となります。
    本システムはコンクリートひび割れに対して、インパクターにより打撃した弾性波の波形を測定し、ひび割れからの測定距離を変化させながら波形の変化(上に凸形状)が現れたポイントを求めます。センサーと打撃点の距離の1/2が、ひび割れ深さになります。(図2)
    弾性波レーダシステム(iTECS法) 弾性波レーダシステム(iTECS法)

    ひび割れ付近での弾性波と測定波形

    主な業務実績
    • 平成26年度「ストックマネジメント技術高度化事業 須川地区機能診断技術調査業務」