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HOME 採用情報 社員インタビュー インタビュー01 Y.F
PEOPLE社員インタビュー
生物多様性が維持される設計を。そのために必要な技術力を身につけたい。
Y.F
技術職
西部支店 | 農業土木担当
2022年入社 | 新卒 | 獣医学部卒
CAREER SUMMARY

大学で学んだ知識を直接的に活かせる仕事であり、地域の発展に技術面で貢献できる意義深さを感じ建設コンサルタントの技術職を選択。新卒で西部支店に配属、農業土木設計に従事。管路・開水路設計、機能診断調査などの業務を担当。西部支店では九州を中心に業務を行っており、時には喜界島や石垣島といった離島のプロジェクトも担当。趣味は珍しい生物を観察すること。

CHAPTER 1
WORK
仕事について教えてください
Q現在はどのような仕事をしていますか?
最適な計画・設計の実現を目指したパイプラインの設計

私は現在、農業土木部門の技術部に所属しており、これまでに管路・開水路設計や機能診断調査などの業務を行ってきました。上司の指導のもと、各種図面の作成、管路の水理計算、現地調査計画、結果報告書の作成などを担当しています。少し前には、パイプラインの設計で水理計算や上越し区間の図面作成を担当しました。水理計算は管路の末端まで水を配れるか、最適なパイプ口径の検討することでより経済的な設計を目指します。パイプが圧力に耐えられるかなどをさまざまな検討事項を確認しながら最適な設計を模索していきます。このような検討事項を考慮した報告書を作成し、発注者との打ち合わせを重ねながら最適な計画・設計を実現していきます。

Q仕事を進める中で大切にしていることは何ですか?
発注者さまに技術を適切に伝えることもコンサルタントの重要な役割

私は仕事中に分からないことがあり、壁にぶつかた時はあまり一人で悩まずに、上司に相談するように心掛けています。相談するときは、「どの業務で」「どのような作業をしていて」「どの点につまずいているのか」「自分はどうしたいのか」を順序立てて説明するようにしています。私たちの仕事は、発注者に設計内容を説明する打ち合わせが重要な役割を担っています。どれだけ充実した設計ができていても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。そのため、日頃から、自分の状況を分かりやすく説明することを常に意識することで、自分自身の説明能力を高める練習にもなることです。

Q今後の目標を教えてください。
生物多様性を豊かにできるような、環境に配慮した設計を手がけたい

私の大きな目標は、生態系や環境に配慮した設計を実現することです。獣医学部で学んだ経験から、生物多様性の保全に強い関心を持っています。私は趣味で昆虫の観察や写真撮影を行い、身近な自然環境について学んでいます。施工後も生物の多様性やネットワークが維持される設計を目指しており、そのために必要な技術力を身につけたいと考えています。今はまだ、目の前の業務を通して技術や知識を身につける段階ですが、早く一人で業務をこなせるようになり、将来的には環境問題にも貢献できる技術者へと成長していきたいです。建設コンサルタントとしての仕事を通じて、社会インフラの整備と自然環境の保護を両立させ、より良い未来を築いていきたいです。

SCHEDULE
ある日のスケジュール
出社
1日の作業内容の確認。
スケジュールやメールのチェック
社内打合せ
業務の進捗状況をチームに報告
図面作成
CADを用いて水路やほ場などの図面を作成
ランチ
自宅が近いので自宅で昼食
図面作成
提案書類、見積書の作成
午前の設計作業を再開
発注者との打合せで活用するための設計や現地調査結果など報告書を作成
作業状況確認
上司に作業状況の報告、分からない点を相談。
業務終了
残業は1時間程度
MEMO
  • 基本はデスクワーク
  • 毎朝、農業土木技術グループ内で作業の進捗確認ミーティング
  • 月に2、3回程度現地調査のために出張
  • 月1回程度、発注者との打合せに出張
  • 出張の8割は日帰り
CHAPTER 2
ENVIRONMENT
働く環境について教えてください
Q職場はどのような雰囲気ですか?
丁寧なサポートで、安心して仕事に取り組める環境

私の職場は、上司や先輩社員に質問や相談をしやすい風通しの良い雰囲気があります。同じフロアで仕事をしているため、分からないことがあればすぐに相談できますし、皆さんいつも親身になって教えてくださいます。急な相談であっても親切に対応してくださる方が多いため、安心して仕事に打ち込める職場だと感じています。

Qプライベートの過ごし方は?
生き物と触れ合うことは、私にとって大きな楽しみ

私は獣医学部出身で、生き物の観察が大好きです。近所の公園で昆虫を探し、写真を撮って種類を調べるなど、生き物と触れ合う時間を大切にしています。建設コンサルタントの仕事は、自然と深く関わる仕事でもあります。現地調査では、田園や山奥に訪れることが多く、そこでは普段見られない生物やその痕跡を発見することがあります。こうした瞬間が、私にとって仕事の一つの楽しみです。この経験を通じて、自然環境を考慮した設計に貢献できることにやりがいを感じています。

MESSAGE
これから入社する方へのメッセージ
技術力の向上を目的とした研修の機会が豊富。学んだ知識を直接的に活かせる仕事。

入社してみて感じたことは若手社員の育成に積極的なことです。年に一度、全支店の技術職が集まり、自分が関わった業務について発表する技術発表会が開催されます。若手社員が中心となって、自分が携わった業務の成果を発表する機会があり、活発な議論を通して、多くの学びを得られる貴重な機会となっています。
その他にも、若手技術者向けのグループワークや西部支店では、他社との合同発表会も定期的に開催しています。若手も発表をする機会が多いのでプレゼンテーション能力が向上しました。最初は戸惑うこともありましたが今では堂々と発表をすることができるようになりました。

私は大学で学んだ知識を直接活かしたいと考え、建設コンサルタントを選びました。大学3年生のときに参加した県庁のインターンシップで、農業施設や圃場整備の計画から施工、地域の方々とのコミュニケーションなど、幅広くプロジェクトに関われるやりがいのある仕事だと感じました。特に技術面でサポートできる役割に魅力を感じ、建設コンサルタントとして働くことを決意しました。

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