
2021年入社 | 新卒 | 地域環境科学部卒
新卒で東北支店に配属、上下水道設計に従事。管路の設計計画、CADを用いた図面の作成を担当。東北支店では宮城県を中心に、青森県や福島県などの東北地方の業務を行っている。出張先で美味しいものを食べるのが楽しみのひとつ。

現在は、上下水道の管路設計を担当しています。普段私たちが歩く歩道や車道の下には、水道や下水道が埋設されています。私の仕事は、管路をどこに埋設するべきか、埋設時の障害物はないか、その場所での施工は可能かを考え発注者と協議し、図面を作成することです。
設計は、資料収集や現地調査を通じて、他の埋設物の位置や大きさを確認し、現場の状況を確認しながら管路の配置や埋設深さを決定します。設計者は図面を描く人というイメージがありますが、実際には図面の作成に至るまでの調査、測量の時間がとても大切です。また設計の根拠をまとめた報告書の作成も担当します。最適な設計計画となるよう日々考えをめぐらせています。社会的に意義のあるインフラ整備にやりがいを感じています。
私が設計の際に最も重視しているのは正確性です。図面や数量計算の誤りは、工事の遅延やコスト増加に直結するだけでなく、人々の生活にも影響を及ぼしかねません。
そのため、図面作成や数量計算の後には、必ず複数人でチェックを行い、ミスの防止に努めています。また、設計の根拠を明確にし、質問をされた際には、納得いただける説明ができるよう、常に心がけています。
扱う管の種類ごとの技術資料や、自治体ごとの施工基準など、必要な情報を収集し、理解しておくことも重要です。人々の暮らしを支えるインフラを設計する責任の重さを常に胸に刻み、正確で安全な設計を追求しています。

新しいプロジェクトに参加するたびに新しい課題や知識に直面します。
専門分野であるため当然ですが、設計に取り組む中で、管路の知識だけでなく、さまざまな基準や扱い方を理解する必要があります。
例えば、管路を埋設するために他の埋設物を一時撤去して再設置できるか、また河川を横断する際には河川の基準に準拠した設計が求められます。
同じ業務でも環境によって必要な技術が変わるため、日々の業務を通じて知識を積み上げ、柔軟な設計ができる技術者を目指しています。
業務内容のリスト化
納品用の報告書や図面の製本作業
残作業があれば引き続き行う
- 毎週月曜日に業務進捗確認の朝会
- 月2、3回程度の現場調査および打合せのため出張
- 出張先は東北全県、車か新幹線で移動
- 現場調査は日帰りも多いが2~3日になる場合も
- 必要に応じて何度も現場調査
- 出張先で何を食べるか考えるのが好き
- 出張は気分転換になっていいなと感じています

私たちの職場は、集中して仕事に取り組める、落ち着いた雰囲気です。パソコンのキーを打つ音響く図書館のように静かな環境で、それぞれが自分の業務に集中しています。
もちろん、困った時には周りの先輩方が優しくフォローしてくれるので、安心して仕事を進めることができます。聞きにくいなぁと感じたことはほとんどありません。
東北支店では、1フロアに全員がいるため、異なる分野の方とも交流があります。技術的な問題で行き詰まった時は、別分野の同僚に相談して解決することもあり、協力して仕事を進めています。

突発的な仕事は少なく、計画的に業務を進めれば、有給休暇も取得しやすい環境です。
私は休日に音楽を聴いたり、ゲームをしたり、1人カラオケに行ったりして過ごしています。長期休暇では実家に帰省し、ゆっくり過ごすことが多いです。
オンオフのメリハリをつけながら、無理なく働くことが、質の高い仕事にもつながると考えています。

日本水工コンサルタントの採用情報をご覧いただきありがとうございます。
些細なことでも構いませんので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。