浸水解析技術
雨水流出解析
雨水流出解析は、浸水シミュレーションソフト(InfoWorks*)を用いた降雨損失解析、地表面流出解析、管渠内解析、溢水解析、地表面氾濫解析の組み合わせにより、水量や水質、氾濫水の拡散状況等を時系列的に同時に解析します。解析結果はアニメーションで表現することもできるため、地下構造物である管渠内の水の流れを視覚的に確認することも可能になります。
浸水シミュレーションソフトで雨水流出解析を行うことにより、雨水排水計画による排水施設や貯留施設の施設計画を容易に検討することができます。
地表面氾濫解析
浸水流況変化の可視化ができます
図:ため池破堤による浸水範囲
地表面に流れ出た水は、地形勾配・標高に沿って流下していきます。実際の流れを再現させ浸水範囲などを想定するためにシミュレーションソフト(InfoWorks)を使用しています。
浸水の表現には、浸水深のほかに流向・流速、到達時間等を表すことができます。 地形データは数値標高データDEMを利用しており、水路などの入力条件をデータ化することで解析作業の短縮化を図ります。
地表面氾濫解析の適用として、「浸水範囲と被害額想定」、「ハザードマップ」などが挙げられます。
*記載されている製品名は他社の登録商標または商標です。
主な業務実績 |
令和4年度 川越江川第5-1-1処理分区浸透流解析実施設計業務委託 |
近津地区排水解析及び施設機能診断保全計画策定業務委託 | |
令和2年度 笹目地区浸水対策計画検討業務委託 戸田市 | |
令和2年度 ため池調査検討業務委託 | |
令和元年度 金重地区雨水浸水解析検討業務 |